パンタナールの風景 Zoom-in
パンタナールの暮らし Zoom-in
パンタナールの子供たち Close-up 世界最大の湿原、南米パンタナール。旅行者を魅惑する野生の宝庫。しかしそこは、洪水と焦熱の洗礼が繰り返す過酷な世界。 豪雨、暴風、大洪水、酷暑、落雷。激烈なる大自然の息吹は、尾瀬や釧路の湿原とは、かなり趣を異にする。 手付かずの自然を多く残す秘境。人口の超過疎地帯。産業らしき産業のない先住民(インディヘナ)コミュニティー。そこに生まれた人は、半ば宿命のように、そこに生きて行く。もちろん、子孫を残す営みの尽きることはなく、皮肉と言うべきか、文明のガラクタから隔絶された、子供たちの保護区の様相すらある。 日本のほぼ真向かいに位置するパンタナール。何の縁があってか彼の地を訪れた者は、自ずと自身の生の意味を、問い直さずにいられない。 |